▼はり医のはり▼
その起源は不明ですが、人々は太古の昔から草木をかんで薬とし 石の鋭角部を利用して治療具(石鍼)として利用されてきたと伝えられています。これがどうして今日のような鍼に進化したかは不明です。▼縫製針▼
一説によれば、中国約3000年程前に繭から生糸が取れ織物が盛んになり自然発生的に縫い針が生まれたと言う説があります。人々は獣の皮を羽織っていたと考えると動物の骨か硬い木などが針の材料として利用されていたと考えられます。
▼釣りのはり▼
古い文献でも動物の骨でその真中あたりを糸状のもので結び、魚がパクッと食いついたところでグィッと引いて釣り上げる。この針は直針だったとも言われています。
はり医の鍼にはいろいろな形状がありますが、特筆は学術・手技に基づいて生まれたのが井上式です。
この経路治療用鍼は“気”の調整として考えられ従来の鍼の形状から大分違う形になりました。
また、鍼尖の状態もそれまでは 「柳葉」 「松葉」
「摩り下ろし」
「卵型」などがあり、作る側の考えではなく、使う側の考えであったと思いますが、はり医の鍼には特別な特徴があります。
細いはりを如何に痛くなく体内へ刺入すると言う事です。最初に皮膚に接するのは鍼尖です。

まえだのはりでは伝統的な鍼尖の形状“のげ”(のぎ・・・稲穂の先の尖った所のマナリ)“丸のげ”(柳型より丸く、松葉型よりやや鋭角)がご好評戴いております。
またルーペを見る事は日常習慣にしていましたが、30数年前より測定工具として顕微鏡を使用するようになり常に一定の形状の鍼が提供できるようになりました。
神経線維刺通時、切皮痛のない鍼は院内滅菌の鍼、ディスポ鍼でもおすすめは鍼尖に“力”のある鍼です。 |